楽水庵ブログ

手首の靭帯の弛み、その意外な原因

軟式テニスをされている50代の女性。

アキレス腱や肩などいろんな問題があるのだが、
今回の施術中に左の小指を曲げようとすると痛いと話された。

関連している筋肉をチェックして対応したテーピングをするのが一般的。
だが、それだと今度痛くなった時に自身で貼れない。
それと、手の指へのテーピングは剥がれやすい。

そこで、久しぶりのπ(パイ)テープの出番。
別にπでなくても良いのだが、やはり丸いテープは剥がれにくい。
これで痛む処の靭帯の弛みをロック。

この貼り方はキネシオテープの特性だけしっかり説明しておけば自身で貼る事ができる。
突き指などにも非常に効果がある。


そして、初め軟式テニスなので、手首の回し過ぎで靭帯が弛んだのかなと思い説明していたが、
よく考えたら利き手の右手ではなく左手だった。
何でだろうと考えていたら、女性の方が心当たりを言ってくれた。


軟式テニスの練習では、ボールを4個ぐらい掴んだままノックをするのだそうだ。
自分は硬式しかしてなかったので、そんなにボールを掴んでやるとは思ってなかった。
柔らかいので女性でも4個ぐらい一度に掴めるのだろう。
それで手を広げ過ぎて靭帯が弛んでしまったのだろう。

利き手と逆だったので、自分の推測が外れてしまったかと少し焦りました(笑)

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