楽水庵ブログ

鎖骨のクリック音の解消等に

通院されている30代の男性。

どうも左右共に腕を動かすと鎖骨周辺からクリック音がするし、左は痛みもある。
大胸筋なども関係しているが、取り敢えず胸骨から肋骨へのジョイントが弛んでいるので、ロックする目的で左右の胸の内側にテーピング(左の写真)。
完全に音は消えないが、動かしやすくなる。

また、左は胸鎖関節の箇所が痛いので、ジェルフィッシュテープ。
これで押さえても痛みはなくなった。
また、左は大胸筋鎖骨部テープ、右は大胸筋テープを貼付。
小胸筋も張りが強かったのでリリースを施す。

また、右上肢が外転・伸展・外旋しにくい状態だった。
検査の結果、中僧帽筋が一番の原因だったのでテーピング(右の写真)。
ちなみに、左右の肩甲骨から首にかけて貼っているのは肩甲挙筋に対してのもの。
皮膚を弛める為にスリットを入れています。
そして、首はテンションに対して非常に敏感なので、しっかり筋肉をストレッチさして皮膚の遊びを取らないと結構違和感を感じるので、思っている以上に繊細な貼り方を要求されます。

adachi03.jpgadachi04.jpg

過去の記事

全て見る