楽水庵ブログ

バッティングと中臀筋

前回の「足首の捻挫について」にでも少し触れた中臀筋です。

少年野球をやっていて、投げる際に反対側の肩が大きく下がる子の筋機能をチェックしていたら、
やはり左の中臀筋の機能が落ちていました(右投げ)。

その他諸々の低下している筋機能をテーピングで回復させて、
シャドーピッチングさせると見違えるようなフォームに変わりました。

それで、他の悩みは?と聞くとバッティングでジャストミートできないとの返事。
芯に当たらず、いつも上か下に当たるそうです。

さすがに、当院で実際にバッティングさせる訳にはいかず(笑)、これは今度のお楽しみになりますが、
私は多分左中臀筋の機能が上がれば(右打ちの場合)、ジャストミートできる確率は上がると考えています。

というのも、踏み込んだ脚を踏ん張る筋肉が中臀筋で、
その機能が低下していると踏み込んだ脚が沈み込んでしまって上体も沈んでしまって、
視点が狂ってしまうからです。

バッティングでスランプになる場合、このようなケースが多いものと推測されます。

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