楽水庵ブログ

上腕二頭筋長頭腱炎に対するテーピング

肩が痛くて夜も疼いて熟睡できない40代の女性。

今回で3回目で、少しテープにかぶれ易そうだったのであまり貼らずにリリース中心の施術をしていたが、他の肩甲骨周りの筋機能低下も著しいので、ここをテーピングして痛みを軽減しなければ全体的に良くならないと判断し貼付。

まず、少し肩甲上腕関節に弛かったので、アジャストとテーピング。
次に上腕二頭筋テープ。
この場合伸展よりも収縮させた時に痛みが強かったので、起始側から貼る。
最後に二頭筋の長頭腱部分に隙間を作るコレクションテープの一種を貼る。

これによって、上肢を伸展させても痛みが出にくくなったので、他の棘下筋や肩甲下筋のリリースがしやすくなり、結果的にかなり良い状態になった。

ただ、本人は受けている間かなり痛がられていたが(-_-;)

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