楽水庵ブログ

声が通らない男子大学生

13歳の頃から固いものを食べると顎がカクカクしだし、口が開くのは開くのだが、歯医者で開けた状態をキープするのはキツイと来られた大学4回生の男性。
今春卒業で、就職先では大きな声を出す必要があり、声も通らないというのも悩みの一つ。

腹式呼吸が苦手なのも原因の一つだが、声が通らない一番の理由は顎関節周辺の奥の筋肉が硬くなっていて響きにくい事。
倍音が出にくいのだ。
楽器にしても声にしても、倍音が多ければ音は豊かに鳴る。艶のある音とも言う。
それがないと、非常に薄い・通りの悪い音になってしまう。

この学生の場合は、外側翼突筋の状態が良くなかった。
もちろん、今のポリシーである「腰から」の調整も行った。
施術後、贔屓目かも知れないが、かなり声が通ってきたと感じた。

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