楽水庵ブログ

右手の痺れと感覚麻痺に

例の右手機能喪失の女性。

前にはかなり楽天的な予測をしたが、やはり難しいdespair

確かに手は非常に温かくなり、体感では以前の「7倍から10倍」の温かさになったそうなのだが、特に薬指の痺れと前腕尺骨側の感覚麻痺が残っている。

一度骨を切断し肘関節を除去して、大腿部その他の皮膚を集めてきて縫合しているので、これ以上は正直言ってお手上げなのかも知れないが、少しずつでも可能性があれば挑戦していきたい。

今回は縫合の縫い目に沿ってスリットテープを何枚か貼ってみる。
貼付前に皮膚を手で操作して感想を聞きながら貼ってみる。
少しではあるが、効果は出ている模様。

ただ、一発ホームラン、というのを求めるのはやめた方が良いと考えている。
あくまで、この女性の長年の痺れを解放してあげるのが一番で、ブログのネタにする為だけにやるものではない。
神経テープも貼ってみたが、感覚の戻りはあまりなかった。
ただ、この神経テープを貼って小指に血流が戻ったのは間違いないので、また次回以降も工夫してトライしてみるつもり。

この後、筋肉リリースをするとかなり痺れは軽減した(それについては「痺れブログ」で)。

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