楽水庵ブログ

坐骨神経痛でお見えになった40代男性、4回目

貼って3日ほどでジェルフィッシュテープが剥がれて次の来院まで少し辛い、という事なので、ジェルフィッシュテープの上にスリットテープを貼付したのが効いた。
前日に痒くなったので剥がしたそうだが、以前よりも楽な状態をキープできていた。

他の方で、神経圧迫の原因の一つに鼠蹊部リンパ節の詰まりがあったので、この方もチェック。
右腰椎3・4・5番に神経圧迫があり、右鼠蹊部も詰まり気味。
そこで、まず詰まっている右鼠蹊部の負担を軽くする(左鼠蹊部にリンパ処理を負担してもらう)バイパステープを貼付。
すると、3番と4番の神経圧迫が消失した。
5番の神経圧迫は残っていたので、これはジェルフィッシュテープを貼付。
次に右梨状筋の機能が弱っているのと皮膚のツッパリがあるので、スリットテープと梨状筋テープ。
下腿部の痺れは浅腓骨神経に出ていて、長腓骨筋も弱っているのでテーピング。

これで、痺れもなく非常に楽な状態、本人曰く「ニュートラルな状態」になった。
これから2週間ほど忙しくお越しになれないので、ジェルフィッシュテープの貼り方・梨状筋代替テープの貼り方・長腓骨筋テープの貼り方をアドバイス。
しっかり貼っておいてもらえれば良い状態を保てるはず。

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