楽水庵ブログ

頚椎4番からの神経が詰まっていたので・・・

こんにちは、首や腰の神経の詰りを良くして身体のバランスを整えている、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

常連の50代男性、最初のスクリーニングテストではそれほど問題がないように見えたのですが、MUST(マッスル・ユニット・ストレングス・トレーニング)で左大胸筋をやっていると力が入らない。

何が原因かともう一度チェックすると、少し肩甲上腕靭帯が弛んでいました。
靭帯をロックするテーピングをしてもう一度テストしてみても、まだ少し力が入らない。

大胸筋に力を入れてもらう時は上肢を内旋しますが、その内旋した時に上腕二頭筋が痛いとの事。
では単刀直入に上腕二頭筋に問題があるのかというと、そこはもう一度頚椎をチェック

上腕二頭筋の上の皮膚を支配しているのは頚椎4番の神経。
そこで頚椎4番を押してみると陽性がありました。
どうやらここからの神経が詰まっている「肩頚腕症候群」の模様です。

一般的に「肩頚腕症候群」は腕や手の痺れを伴うと考えられがちですが、必ずしも痺れを伴うとは限りません。
何かしらの痛みや、あるいは何故か腕とかに力が入らない、といった出方をする事もかなりあります。

この方には頚椎4番の棘突起ににジェルフィッシュテープを貼りました。
その後上腕二頭筋のテストをすると正常になり、お蔭で大胸筋のMUSTを無事こなす事ができました。


楽水庵

過去の記事

全て見る