楽水庵ブログ

「第13回公開セミナー」盛況でした(^_^.)

こんにちは、「キネシオ ローイング インストラクター」(キネシオテーピング協会認定ボート競技専門指導員)
京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵の水谷です。

去る6月2日に延期していた第13回「公開セミナー」を開催しました。
本当は4月の予定だったのですが、常連メンバーの都合が付かないのと、5月は私自身が戸田へ行ったり熊本菊池のレースへ(前にも書きましたが、今回は漕ぎました!!)行ったりでなかなか日程が合わず6月までずれ込んだ次第です。

今回は名古屋からいつも身体のどこかに問題のある選手を連れてくる常連のN大トレーナーが不参加。
その代わりと言っては何ですが、あの「白い巨塔」の舞台となったO大医学部のボート部員が4名参加してくれました。

5回生の女子部員が当院に通っている縁もあり、2回生の部員を3名連れてきてくれました。

また、前日一緒に木屋町で飲んでいたH橋大OBの方が、T外大のOBの男性を伴って参加。
どうもT外大の方は1年ほど前から坐骨神経痛と診断された腰痛で苦しんでいて、全く漕げない状態だとの事。

いつもとはかなり違う構成でしたが、セミナー自体は通常通り。
参加メンバーの中からモデルを選び、ケーススタディでその人の診立てやアプローチを学んでもらいます。

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首のバランスはもちろん、最近私が見つけたボート選手の膝傷害へのアプローチ、それに常連で先天性股関節亜脱臼の症状がある人に対するアプローチ、という具合に進行していきました。

そして、最後にT外大OBの方へのアプローチ。
坐骨神経痛との事でしたが、脊柱起立筋群の一つである「胸最長筋」という筋肉が機能低下していたのと仙腸関節の動きが悪かったのが主な原因でした。

胸最長筋が機能低下すると、椅子から立ち上がる、車から下りてスッと立つという動作をする際に痛みや痺れを伴う症状が出ます。
じっと座っている時は案外大丈夫なので厄介です。
私も以前はこういう腰痛を何度も起こしていたので、この辛さはよく知っています。
かなり楽になり大阪市内にお住まいという事なのでしばらく通っていただきます。
再びボートを漕げる日もそんなに遠くないと思います。

今回初めて来てくれたO大医学部の学生達ですが、5回生の女子を除くとキネシオテーピングの効果を体験するのが今回初めて。
かなりのカルチャーショックだったようです。
彼ら・彼女らの学問のお役に立ったかどうかは疑問ですが、しっかり結果を出す私を間近で見て何か感じてもらえれば十分だと思います。
また機会があれば参加してくれるでしょう。

という訳で、なかなか賑やかなセミナーになりました。

次回第14回は、7月7日(土)17時からです。

*あくまで個人の感想です
*効果には個人差があります。

楽水庵


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