楽水庵ブログ

「顎が強烈に痛い・・・」1年半ぶりに来院

『痛みの探偵!』 「アゴ・首・スポーツ障害」専門院、京都府長岡京市の楽水庵です。

顎関節症等のアゴの痛みは、全身のバランスの乱れから起こる事がほとんどです。
特に首の張りは顎に物凄く影響を与えます。
骨格等には個人差があるので、少々の首の張りぐらいでは顎に影響が出ない方もおられます。
ただ、やはり顎が小さな方とかは構造上弱い事は間違いないようで、ちょっとした事で痛みが出てきます。

2年ほど前に顎の痛みで来られた女性。
数回の施術で顎の痛みは解消しましたが、前述の通り顎に悪影響を与える要因を取り除く為に定期的に通っていただいていました。

しかし、お仕事が忙しくなりここ1年半ほど間隔が空いてしまいました。
年が明けて間もなく「非常に顎が痛い」と電話があり来院。

顎というより、問題はズバリ「首」!
首の張りが非常に強く、それを緩めるだけで顎の痛みはかなり解消しました。
顎そのものはそんなに状態が悪化していませんでした。
やはり、周囲の環境の問題だったのでしょう。

こういうと身も蓋もありませんが、当院に来られる皆さんの症状に本当の意味での完治はありません。
ほとんどの症状が生活習慣等の日常の癖から起こっているからです。
顎の構造のように生来持っているものにも由来します。
ですから、痛みが軽減して通っていただく頻度は減っていったとしても、その症状はまた出てくる可能性が高いのです。

もちろん段々と痛みがなくなっていくと「通う」優先順位は下がっていきます。
それはそれで良いのです。
大事なのは間隔が空いていったとしても定期的にチェック・調整をしていただく事。
これをしっかりと伝えていかなければいけないと痛烈に感じました。


楽水庵

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