月別 アーカイブ

HOME > 楽水庵ブログ > アーカイブ > 京都のスポーツ整体院 楽水庵のコンディショニングブログ: 2018年2月

楽水庵ブログ 京都のスポーツ整体院 楽水庵のコンディショニングブログ: 2018年2月

寒い時期に機能低下する膝周りの筋肉、その機能の向上方法

こんにちは、京都府長岡京市の楽水庵 水谷です。

この冬は近年稀に見る寒さのせいでしょうか、お越しになられる皆さんの足元に大きな特徴がみられます。

それは、「足の中指(3趾)に力が入らない」点です。
以前にこれは「S1-2椎間板の詰まり」と書いた事もありました。
しかし、最近ではそういった方も中にはおられますが、ほとんどの方は「膝窩筋(しっかきん)という膝の裏にある筋肉の機能が低下しているだけと思うようになってきました。

膝の裏にはリンパ節(膝窩リンパ節)も走っており、膝窩筋の機能低下は即リンパの詰まりを意味します。
「膝から下がよく浮腫む」方は特にこの筋肉の機能を向上させるべきでしょう。

膝窩筋の機能を向上させる動きは、実に簡単です。
水泳のクロールをする際にする「バタ足」、あの要領をうつ伏せでするだけです。

実際クロールをする際は股関節の動きもありますが、これは今のところ考えないでおきましょう。
クロールのバタ足では膝はあまり曲げませんね。
だいたい15度ぐらい、それぐらいでやってほしいのです。

というのは、関節は「浅く曲げる時と深く曲げる時では使われる筋肉が異なる事がある」からです。
膝関節の屈曲もまさにそうで、浅く曲げる時は膝窩筋が働きますが深く曲げるとハムストリングの運動になってしまいます。
今回の場合ターゲットは膝窩筋なので、あまり深く曲げない方が良いのです。

写真はこれをやってもらった男性にバタ足をしてもらっている際のものです。

20180131naitoh.jpg


これをする前は両足共に全く3趾に力が入りませんでしたが、バタ足を20回ほどやってもらった後にもう一度チェックすると両足共にしっかり力が入っていました。

起床時・就寝時、そして運動される方は運動前にやってもらうと良いのではないかと思います。


楽水庵







1

« 京都のスポーツ整体院 楽水庵のコンディショニングブログ: 2018年1月 | メインページ | アーカイブ | 京都のスポーツ整体院 楽水庵のコンディショニングブログ: 2018年3月 »

このページのトップへ