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楽水庵ブログ 楽水庵の顎関節症ブログ: 2014年10月

熊手テープで顎二腹筋の状態が大幅に改善、顎がメチャクチャ楽に

顎が痛いので通われているが、顎二腹筋と咬筋の状態がまだ悪く耳の下あたりの痛みが残っている20代男性(リンク参照)

2週間ぶりの来院でまだ違和感(軽い痛み)が残っていた。

首(後ろ)の張りがかなりあったので、それをリリース及びテーピングで状態を改善。

顎二腹筋もリリースするが、まだ違和感が残っていた。
前回はπテープを貼ったが、今回は1.25㎜の細いテープを3本に切った熊手テープを両耳の下から顎二腹筋に沿って貼ってみた。

すると、片方で既に効果を感じたようでもう片方を貼ると物凄く楽になった模様。

顔(というかアゴだが)のので本当は余りテーピングしたくなかったのだが、本人が嫌がらなければこのやり方もありかなとは思う。

そして、このリンパコレクションテープの貼り方が凄く有効だったという事は、顔の輪郭その他の問題でちょうど顎のライン辺りのリンパの流れが悪いとも考えられる。


肩・首の張りから頭痛・顎の圧迫感、ただ原因は腰かも?それとリンパ節

昨日他府県からお越しになられた20代の女性。
 
4年前から左の肩のこりを感じ、それから首のこりや頭痛に顎の圧迫感を感じられている。
左腰の張りも普段からある模様。
 
時間の関係上少し短縮バージョンになったが、検査してみるとかなり腰に問題がある。
特に股関節周りで、左ばかりでなく右の梨状筋や仙腸関節にもかなり張りがあった。
 
首や肩の張りも結構あったが、それは直ぐにほぐれた。
顎も左の下顎骨後頭骨靭帯が少し弛いのと外側翼突筋が少し張っていたが、重症の方のように奥が詰まっている感じはあまりなかった。
数回通っていただければ、かなり良くなる手応え。
 
ご本人曰く「直ぐにほぐれるがまた直ぐに戻る」との事。
今までいろんな施術を受けられたそうで、筋肉名も結構ご存知の様子。
 
ただ、この方の首や肩は腰をよくしないと根本治癒にならないと思われる。
首と腰は脊柱で繋がって互いにバランスを取っている。
「首を良くするには腰から、腰を良くするには首も」一緒に施術しなければ効果は出にくい。
 
それと、鎖骨下リンパ節や腋下リンパ節の詰まりが結構あった。
いくら筋肉をはぐし血液やリンパの流れを促しても、特に出口のリンパ節が使っていればリンパ液の滞留を招き、結果的に効果は続かない。
 
この2点に留意して施術をして、ドンドン良くなってもらいます!

広頚筋のリリースで喋りやすくなる!

仲間の子の施術をしていた時、最後に首の前が引っ掛かっていた模様。

そこは広頚筋と言い、筋肉という名前はついてはいるが実は筋膜ではないかと言われている処。

その広頚筋(右)をリリースすると非常に顔の筋肉が動きやすくなり、また喋りやすくなったと言っていた。

広頚筋の張りが下顎骨の動きに制限を掛けていたと思われる。

彼の場合、顎関節症とは言い難いが、こういう事でも喋りにくい人はひょっとしたら結構おられるのかも?

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