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楽水庵ブログ 原因が判れば結果も!京都 楽水庵の痺れブログ: 2016年6月

坐骨神経痛による ふくらはぎまでの痛み、反対側の大殿筋も影響

京都府長岡京市の kinesio ≒ pain buster & performance upper 楽水庵です。
坐骨神経痛等の痺れにも対応しております。

先月からお越しになっている30代後半の女性。
中学時代に腰椎ヘルニアや坐骨神経痛を発症され、何とか騙しだましやってこられました。
が、4月に左腿裏からふくらはぎの上部にまでの痺れ、というかズキズキとする痛みが出てきてお越しになりました。

数回の施術で、完全にスッキリとは言いませんがズキズキとする痛みはなくなってきました。
坐骨神経痛はもちろん神経の流れが阻害されて起こるものですが、その原因は皮膚・筋膜の流れが悪くなるからで、またその為に筋機能が阻害される筋肉が出てくるからです。

そして、それは左に症状が出ているから左、とは限りません。
右に問題がある為に左に結果が出る事もあります。

この方もまさしくそのパターンで、右の大殿筋が一番の問題だと思われます。
右の大殿筋に力を入れようとすると、つまり股関節を伸展させようとすると左臀部に痛みが出、ふくらはぎにも痛みが出ます。

また普通は『抑制』という活動し過ぎを抑えるようにすると問題解決になるのですが、この方の場合は逆でした。
どちらかというと非常に弛みが出ていて、本人曰く「出産直後」のような感じでした。
そこで、動きを活性させる『促通』という一般的な貼り方とは逆の方向から貼る方法で対応しました。

お蔭で右大殿筋の反応が良くなり、右股関節を伸展させても左臀部・ふくらはぎの痛みが出なくなりました。

もちろん、他の部分も調整する必要がありますが、何とか本丸に辿り着いた感じがします。


楽水庵





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