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楽水庵ブログ 原因が判れば結果も!京都 楽水庵の痺れブログ: 2014年7月

「お尻の筋肉を増やしましょう」

4月から定期的に痺れ等で通っておられた40代の大学教授。
来月初めに最低1年のアメリカ再留学を控えておられる為に、
昨日が最後の施術。

左足元の痺れは内臓の関係もあったが、多少坐骨神経痛の傾向は残っている。
ただ、左梨状筋の状態はそんなに悪くはなく、逆に右の方が結構悪い。

この方の場合は、学究生活がかなりハードだった模様で、
運動不足がかなり響いており、まだ40代前半というのにお尻の筋肉、
特に大臀筋が結構落ちている。

自分の母親もそうなのだが、お尻の筋肉がなくなっていくと座位が辛いらしい。
筋肉のカバーがなくなり、直接坐骨が椅子にあたったような感じになり圧迫される。

この方はまだまだ若いのだから、エクササイズで大臀筋を付ければ圧迫はかなり防げる筈。

簡単なエクササイズをアドバイスしておいたので、是非向こうへ渡ってからも続けていただきたい。

左手人差し指・中指の痺れ

月に一度の割で肩こりで来られる40代の男性。

施術中に、「最近左手の人差指と中指が痺れます」との事。

最初は胸郭出口症候群、つまり頚部前部の前斜角筋や中斜角筋を疑ったが、
どうやらそこではなさそう。

次に後斜角筋のリリースをしてみる。
そうするとかなり痺れが治まってきた。
また、後斜角筋と反対の動きをする板状筋のリリースも併せて行う。

すると、更に状態が改善し、痺れがほとんど出なくなった。

所謂、「肩頚腕症候群」でした。

左手甲のザワザワ感、肩頚腕症候群

大学にお勤めの40代男性。

足の痺れや手のピリピリした痺れはかなり治まってきているのだが、
今も左手の甲にザワザワとした違和感を感じられている。

こういう症状は、胸郭出口症候群のように首の前部の筋肉、
前斜角筋や中斜角筋の張りから起こるのではなく、
首の後ろや肩甲骨周りの筋肉の状態が良くない事で起こる。

所謂、「肩頚腕症候群(けんけいわんしょうこうぐん)」。
また、上腕三頭筋(二の腕の後ろ側の筋肉)の機能低下でも起きやすい。

この方の場合、肩甲骨周りの棘下筋・小円筋の張りが非常に強かった。
筋肉の張りが上腕神経を圧迫してしまったと想像される。

近所の女性、股関節痛と坐骨神経痛

以前通われていた近所の60代の女性。

数日前に久しぶりに会ったところ、えらく右股関節を引きずった歩き方をしていた。
かなり痛そうなので、誘って来ていただいた。

4月頃から右臀部に痛みが出てきたそうで、
5月になると股関節にも痛みが出てその頃が一番痛かったらしい。
そして、寝ている時に足先まで痺れが出る事があるとの事。
坐骨神経痛まで発症しているやん。

調べてみると右坐骨リンパ節周辺の固さが顕著。
聞いてみるとやはり左上で脚を組み事が多い。
そうでしょうね~

まず、坐骨リンパの流れを浴するテーピングをして、次に梨状筋テープ。
また、股関節痛の原因の一つとして内腹斜筋の機能低下があったので、テーピング。
それから腸骨筋の機能を上げる足裏への代替テープ。
そして、神経圧迫のあった右腰椎3番・5番に仙椎1番にジェルフィッシュテープを貼った。

仰向けで寝ていても右股関節が弛んだので痛くなくなったとの事。
歩いてもスッと歩けるようになり痛みもマシになったと喜んでいただいた。

週1回程度来ていただいて一月ほどでかなり良くなると思う。


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