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楽水庵ブログ スポーツ障害等でお悩みの方に!!京都 キネシオテーピングのプロ: 2017年4月

大丈夫でないのに限って「大丈夫です!」と言う at 中日本レガッタ

こんにちは、楽水庵です。

21日・22日とお休みをいただいて、愛知県東郷町で開催されている「中日本レガッタ」へテーピングサービスをしてまいりました。
大会は本日(23日)までやっていますが、それは後退した仲間に後を託し私は却って仕事をしております。

2017nakanihon1.jpg2017nakanihon2.jpg 中日本レガッタへのサポートは今年で3回目で、初回はあまり人が来ませんでしたが昨年は3日間フルにサポートしだしたのもありますが、結構来てくれる選手(及び大会スタッフ)が増え始めました。

今年は名古屋大の部員が大会補助員の当番に当たっていたそうであまり来ませんでした。
ただ、その分先月の全国高校選抜でも大勢で訪ねてきた福井の高校の選手達、おそらく最終日も貼り直しも含めてブースへ行っているでしょう。
彼らの好奇心旺盛な態度、本当に頼もしく思います。
勝負事なので絶対はありませんが、きっとインターハイ等の大会でも好成績を挙げるでしょう。

それに初日の夜にスタッフの方達と夕食をしていた時に元々ヘルニア持ちだった役員の方がギックリ腰の症状。
座っていて立ち上がる時の激痛を避ける為に立って食事をしていました。
「水谷さん、出番ですよ」と言われたのですが、もうビールを飲んでいたのでテーピングはできません。
自分で言うのも憚られますが、一種の職人芸なのでアルコールを摂ってしまったらやっぱりプロとして変なテーピングはできないからです。

ただ、自分もそういった腰痛を何度も経験しているので、ちゃんとした検査をしなくてもだいたいどこをやれば判っています。
そういう訳で、手技をちょこっとやったのですが、それだけでも劇的に楽になったようでその後座るのが怖くなくなったようでした。
2日目の朝にしっかりテーピングしておきましたが、滅茶苦茶腰が軽くなったそうです。

一見話が脱線したように見られますが、その初日夜の手技や2日目早朝のテーピングを見ていたスタッフの方達の中で、高体連の役をされている方が愛知県の高校生達にブースへ行くように奨めてくださったお蔭で、2日目こちらが3人体制だったのにも関わらずかなりの盛況でした。
最終日も泊まりだった仲間が6時半からやってくれていますが、ひっきりなし選手達がブースへ来ていたそうです。

皆様の温かいサポートのお蔭で年々ブースが活況になっていき、本当にありがたく思います。

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さて、その福井の高校の選手達の中でも、一緒に来ていて「別に僕は大丈夫ですよ、どこも悪い処はないし」と言った選手を、まあ試しに受けてごらんとチェックしだしたら、良くないところが出てくるわ出てくるわ・・・
本人もその時になって初めて「ああ、自分は状態が良くないんだな」というのを自覚します。

チャンピオンスポーツをやっている限りどこか状態の良くない箇所は出てきます。
それを自覚しているかしていないかでその後が大きく変化します。

大袈裟に言えば、それがその選手の「感性」なのです。
ボートをされていない方はご存知なくて当たり前なのですが、ボートのセッティングを「リギング」といいます。
クラッチの角度とか漕いだ時のハンドルの高さ等を調整するものです。
これも自分の感性が鋭い時はちょっとした違いでも直ぐ判ります。

自分の身体でもそうです。
感性が低いと「どこが悪いのかさえ判らない」、脳が(大袈裟に言えば)麻痺していて「こんなもんで大丈夫」と思い込んでしまうのです。
そして、思うようなパフォーマンスが出せません。

結果的には、面白くなくなって競技をやめてしまうかスポーツ障害になってやれなくなってしまうかになる危険があります。

そうならない為にも、ちゃんとしたチェックを受けて評価及び調整でビフォー・アフターを体感するのが一番です。
我々はそのお手伝いをしているのです。

楽水庵

今週は中日本レガッタで愛知池へ

こんにちは、楽水庵です。

今週は金曜・土曜とお休みさせていただいて、愛知県東郷町の愛知池で開催される「中日本レガッタ」にキネシオブースをやりに行きます。


nakanihon_2016_1.jpgnakanihon_2016_4.jpg 一昨年から縁があって行きだしました。
初年は事情が判らず土曜日1日のみ仲間と行きましたが、この大会は実は金曜から(金曜は一般のみ)始まり、土曜日からは高校生以下のカテゴリーも加わるという事を後で知り、昨年から仲間とシフトを組んで私が先発組で金・土と担当、土曜日から仲間も加わる形でサポートしています。
今年からは、仲間がキネシオテーピング協会東海支部長という事もあり、東海支部のメンバーを誘ってくれていますので人員的には土日は充実しました。
ただ、金曜は私一人ですので、ひょっとしたら大変かも(^_^;)

本当に愛知県ボート協会の皆さんにはよくしていただいております。
ちゃんとこちらを思ってくださっている処には、少々無理をしても駆けつけて協力させてもらっております。
全国高校選抜しかりです。
一昨年の国体ボート競技でも和歌山県の事務局の皆さんにもお世話になりました。

逆に愚痴になるので申しませんが、そういう気のない方々が運営されている処は一度は行ってみる事がありますが、我々に接せられる態度等を見て「あ、ダメだ」と感じたら二度と行きません。
どことは申しませんが。

仕事を休んで、まあそれでもこういうのが私の『生き甲斐』ですので無償なんかは気にしていません。
大層に言えば人間同士の心の交流、そういうものがあれば十分なのです。

今年もおそらくブースには名古屋大学や名古屋工業大学の選手が大勢来ると思います。
彼らも昨年コンディショニングの重要性を理解しだしたでしょう。

そういう風に、今年はまた新たなチームがそういう風に感じてくれたら嬉しいですね。

楽水庵







第2回公開セミナーは29日(土)17時から、五十肩モデルも募集します!

まあ、弟子を育てる為のマニアックなセミナーですから一般受けしませんね(笑)
それでも一番弟子に今回の弟子が真剣に学んでくれているので続けていきます。

第2回は4月29日(土・祝)の17時から開催します。
参加料は、2,000円。
今度のテーマは「肩関節」。


20161126tokyo_5.jpg

スクリーニングテスト等を通して、どういう状態なのかを感じどうすればその状態を改善するかを一緒に学んでいきます。
第1回でも感じましたが、教えていくうちに自分でも気づかなった事が感じられ、私も勉強になります。

また、祭日でもあるので弟子にとって敷居は高いと思いますが、「五十肩」もやっていこうと思っています。
そこで、五十肩でお困りの方にモデルになっていただきたいのです。

結構、ボート関係者でも五十肩で病院や接骨院に長いこと通っているがあまり改善していない方々を見受けられます。
そういった方をモデルにどうすれば痛みや関節可動域を瞬時に改善できるかをやっていきます。

完全にスッキリという処まではいかないかも知れませんが、最後は私が責任を持ってやれるだけの事はさせていただきますので良い意味での変化は必ず感じていただける筈です。
「モデルになってやっても良い」という方がおられれば楽水庵までご連絡ください。
もちろんモデルになっていただくのですから、参加料は無料です。

楽水庵


第1回公開セミナー無事終了!自分の成長を再認識

こんにちは、楽水庵です。

昨日15日に第1回公開セミナーを行いました。
元々今回弟子になった女性の為に始めたものですので、そんなに多くの人に参加してもらう必要もありませんでした。
ただ、マンツーマンだと彼女ないし私の身体をモデルにするだけでは、客観的にものを見る事ができない恐れもあったのでこういう形でやりだしました。
彼女以外にも私を師匠と思ってくれている人達がいて、そのうち一番弟子といえる男性が参加してくれました。

20170415kouza1.jpg

彼女自身は、既に公認アスレティックトレーナーと鍼灸師の資格を取得しています。
ただ、実戦での経験に乏しく現場での対応に悩んでいました。
そこで、旧知の仲である東京の、私と仲良くしているトレーナーに相談したところ私を紹介された、という経緯で私の弟子になったのです。

まあ、弟子といっても普段は堺の内科でリハビリを担当していて、いつも私の処にいる訳ではありません。
逆にそんなのをされると、自分一人食っていくのがやっとの状態で困ってしまいますので(笑)

私の持っている全てのもの、テーピング・手技を時間を掛けて彼女に伝えていくつもりです。
本当に時間は掛かると思います。
彼女自身手の感覚がイマイチなのを気にしていますが、それも経験やトレーニングが解消してくれると信じています。
先ほども書いたように、既に立派な資格を2つも持っていますので、これに本当の実力が備われば、歳を取ってからこの世界に入った私が乗り越えられなかった壁を彼女は超えてくれる筈です。

残念ながら実生活では(今のところですが・・・)子供どころか嫁さえいませんが、彼女を娘と思って育てていくつもりです。
(実際に高校生の娘がいる女性に「良いとこ取り」といわれましたが・・・)

さて、第1回公開セミナーに話を戻します。
今回のテーマは、「リンダーテスト」という仰向けで寝ている人の上半身を起こしていく検査をしている中で何を感じるかをテーマに行いました。
起き上がりのスピードが左右違うのは何故か、あるところまで起こしたらどこがブレーキになっているか、等を感じてもらい考えてもらい、それで解決策を提案してテーピング等施しその後起き上がりがどう変化したかを確認してもらう、というプロセスで行いました。
多分、これからもこのプロセスでやっていくと思います。

そんな中今回のテーマとは異なりますが、一番弟子が右大腿筋膜張筋に力が入らないのを悩んでいたのでやってみる事にしました。
テストをしてみると、大腿筋膜張筋そのものよりも足関節と前脛骨筋に力が入っていないのが判りました。
これは初めて聞きましたが、昔足首と脛骨を骨折した事があったそうです。

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それが原因で、浅筋膜の動きに乱れがあるようで、写真のようにπテープという丸いテープを足関節に1枚、脛骨に2枚貼ったところ、見事に大腿筋膜張筋に力が入るようになりました。
いや、大腿筋膜張筋そのものよりも連動する下腿部や足関節に問題があっただけなのでした。

しかし、こういう事がいとも簡単にできるようになったのを、この一番弟子と出会ってからのこの5年間でちゃんと自分は成長し続けられているのだと再認識する事ができました。
だからこそ、少ないですが東京や会津で私を待ってくれる人達がいるのです。
彼らは本当に向上心・好奇心が非常に強い。
そして、当院に通っておられる皆さんの多くも私の成長を楽しみしておられる節があるのです。
残念ながら関西でこういった方達はあまりおられません。
こう書くと嫌な気になる方もおられるでしょうが、人の成長を信じられないのは自分自身が成長していない証と言えるでしょう。

今度の弟子にも成長してもらいたいし、一番弟子も成長してきてくれています。
本当に本当に少数派ですが、私はこれからもこういった人達と一緒に歩んでいきたいと思っています。

楽水庵









4月15日(土)17時 第1回公開セミナーを開催

弟子になった女性を育てる為にも、動き出す事にしました。

4月は、15日と29日を予定しています。
場所・開始時刻は、どちらも弊院 楽水庵・17時です。
参加料金は、¥2,000。

できればこれからの講座全てに参加してほしいと思っております。
ただ、テーマ別にやっていきますので、参加できるものだけでも構いません。

テープの貼り方を学ぶという事よりも、その人の身体の状態を把握し、どうすればその状態を改善できるか皮膚や筋膜を動かしてみて変化を感じてもらう事に重きを置きたいと思っております。

東京でも最近は毎年開催しておりますが、内容がやや詰め込み過ぎの感もあります。
今回のセミナーのシリーズは、既に公認アスレティックトレーナーと鍼灸師の資格を取得した弟子をじっくり育てる為にも毎回テーマを限定して長期に渡って開催していきます。
残念ですが、「一夜漬け」では本当に役立つテーピング等は学べないからです。
腰を据えて学んで自分自身や自分の家族・チームに役立てたいとお考えの方は是非参加してください。


第1回は、4月15日(土) 17時から約2時間程度を予定しております。

テーマは、キネシオテーピング法で使われる『リンダーテスト』と呼ばれるテスト法を用います。
仰向けになった人の上体を起こしていって、その人がどんな問題を抱えているか(筋肉ならどこの?胃などの内臓は?仙腸関節の動きは?)を感じてもらいます。
参加された方々をモデルにやっていきます。
ですから、参加されると自身の状態を把握する事もできます。

その上で、テーピングするのならどういうテーピングをするか、テーピングしないのなら他の方法でどんな方法があるのかを一緒に考えながら学んでいきましょう。

参加を希望される方は、メール・電話 075-925-5951・私とLINEやFacebookで繋がっておられる方はそれらからでも構いません。
皆さんのご参加をお待ちしております。

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