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楽水庵ブログ スポーツ障害等でお悩みの方に!!京都 キネシオテーピングのプロ: 2016年8月

自転車で頭からフェンスに突っ込んで、右脚全体に力が入らない

京都府長岡京市の kinesio ≒ pain buster & performance upper 楽水庵です。

数日前に来られた60代の男性、右手の痺れがまだ残っているので定期的に来ていただきたいのですが、お仕事が忙しくてかなり間隔が空いてしまってしまいました。

それが少し前に自転車で目測を誤り転倒し、傍にあったフェンスに頭から突っ込んでしまわれたとの事。
その直後から右母趾の踏ん張りが効かず、右脚全体に力が入らない状態が続いているらしいので休みを取って来院されました。

右母趾の踏ん張りが効かないだけならL5神経の詰り、もしくは足底筋の機能低下が考えられますが、右脚全体に力が入らない状態ですから、もっと根本的な問題が考えられます。
一番最初に疑ったのが、頚椎1番から出ているC1神経、これの流れが乱れると半身全ての機能が低下します。
上半身の方はそれほどでもなかったのですが、腰から下の皮膚感覚でかなり左右差がありました。
もちろん、右の方の感覚がかなり薄かった。
そこでC1の流れを良くするπテープを耳の上の方に貼ったところ、かなり感覚が戻り右母趾の踏ん張りが効くようになってきました。

ただ、まだまだ問題は山積しており、股関節の調整、特に梨状筋・縫工筋・小殿筋・大腿四頭筋等の調整を行い、段々と状態は回復してきたのですが、まだ身体の向きを変えた時に股関節の前方に「ピキッ」と痛みが出ていました。
これをどう解消するかチェックしていたところ下前腸骨棘辺りから痛みが出ているのが判り、これは大腿直筋の浅筋膜を調整すれば何とかなるのではと思い付き、そういう風に近位と遠位にπテープを1枚ずつ貼ったところ、痛みが出なくなりました。

本当にホッとしました。
立ち仕事で股関節周辺も弱っておられたのですが、フェンスに頭から突っ込んだ事で頚椎の方のトラブルも少しあって今回の症状になったのでは、と考えられます。


楽水庵

肋間痛の原因を意外な場所で発見!

京都府長岡京市の kinesio ≒ pain buster & performance upper 楽水庵です。

また自分の事を書きますが(^_^;) 先週末に左下で肘枕をしてから左の肋骨辺りが痛くなりました。
まあ、肘枕自体が本当は良くないんですが・・・

それで原因を探ってテーピングしてみたりしました。
これも毎度毎度書きますが、自分の痛みに関して、特に背中は評価し辛く、かつテープを貼るのも不正確になります。

前鋸筋・S3・広背筋・胸腸肋筋等自分でチェックしてみて怪しい処を貼ってみました。
しかし、楽にはなるが左に身体を回すと違和感は残っていました。

そして、数日後歯の掃除で歯医者さんに行き、あの電動椅子で起こされる時に痛みが再現しました。
「もしや?」と思い、再び起こされる際に左腹直筋の浅筋膜を誘導してみると、その時は痛みが出ない。


という訳で、大概πテープを何枚か持ち歩いているので、歯医者さんの帰り際に左腹直筋の肋骨のちょうど下あたりに貼って身体を左に回してみると違和感は消えてました(^_^.)

どうやら、肘枕をした際に腹直筋を伸ばしたようですね。
まあ原因が判ってホッとしました。


楽水庵

テニスのボール出しで傷めた

京都府長岡京市の kinesio ≒ pain buster & performance upper 楽水庵です。

昔テニススクールに通っている時にインストラクターの皆さんが結構膝を傷めていました。
実際テニスをしている際に傷めたのだろうと思っていたら、「僕らは球出しで傷めるんですよ」と言われたので意外に感じましたが、今ではハッキリ理解できます。
本当に手打ちでドンドン球出しをしなければいけないので、段々疲れてくるとカートやネットにもたれてしまうのでランスが崩れてしまってどこかに物凄く負担が掛かってしまうのです。

脚と腕の違いこそあれ、似たような症状になられた常連のソフトテニスをされている20代の男性。
出身高校のコーチをされています。
来院される直前まで高校の合宿に同行され、普段は滅多にしない球出しを沢山されたとの事。
やはりやっている最中からかなりしんどかったらしく、ぞんざいに打っている部員達に堪りかねて「こっちもしんどいねんから、しっかり打ってくれ」と注意したそうです。
その後違和感はあまり感じなかったそうなのですが、施術の最中に右上腕二頭筋のエクササイズをしたところ、かなりの痛みを感じられました。
肘窩の真ん中から外に掛けての痛み・違和感がありました。

上腕二頭筋や腕橈骨筋のテーピングや浅筋膜の誘導をまず試してみましたが、大きな収穫はなし(・・;)

そこで、EDFテープを貼ってみると大幅に痛み・違和感が解消。
このEDFもサイドからのクロス2枚に、更にセンターにもう1枚貼ってみたのですがそれは逆効果でした。
何にでも「適量」というものがあるようです。

しかし、このテープに加えて、上腕と前腕のねじれを解消するπテープを2枚貼ると、更に状態は良くなりました。
このπテープでのアプローチは、所謂「テニス肘」等の症状に有効だと思っています。

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まあ、テニスのレッスンなんか受けていると気楽に球出しをしているみたいに見えますが、実際はそうでもないという事です。
仕事でも、現業の人も勿論大変ですが、オフィスでずっとパソコンの前に座って作業されるのも本当は過酷なんです。

楽水庵

ほぼ日帰りで島根のブースのお手伝いに(^^ゞ

先月29日から4日間島根県雲南市の「さくらおろち湖」で開催されたインターハイのボート競技。
今回キネシオテーピング協会中四国支部がテーピングブースを出されたので初日お手伝いに行ってまいりました。

ただ、日程が超ハードで26時間中仮眠2時間で、730㎞を走り、かつ朝から夕方までブースをやっていました。
我ながらよく身体がもったものだと思います。
その前の週は石川県へ全中のサポートに行ってきました(リンク参照)が、2日間で初日は宿で爆睡してましたので帰りそれほど辛いとは思いませんでした。
しかし、ほとんど寝ずに、なおかつどのルートで帰ろうかと迷った末に松江道から山陽道を選びましたが、この山陽道は「眠くなる道」と後で言われました。
なるほどそうでした。
松江から米子を経て舞鶴という9号線で帰る事も考えましたが、初日のレース終了時刻が思っていたよりも遅かったので上のルートで帰った次第です。

会場は本当に大自然の中で、我々の駐車場の横は乳牛を放牧している牧場で、朝から「牛さん、おはよう」状態でした。

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触ろうと思ったら触れたのですが、ブースをやる前に怪我とかしたらいけないので自重しました。(T_T)
ここの牛乳は評判が良いらしく、会場でも個々の牛乳を使ったアイスクリームをゴチになりましたが、確かにまろやかな触感でした。

さて、なぜこんな無理をしたかというと、やはり私が行くと顔見知りが多いのでブースをやっているという事をPRしやすいからでした。
まあ、逆に「あいつがいるから嫌だ」と思う人もいたかもしれませんが(笑)
また、こういう複数日に渡ってブースを出すのはキネシオテーピング協会では稀で、昨年の和歌山国体ボート競技(会場は琵琶湖)で私も4日間やりましたが実際大変です。
ただ、最初の方で弾みが付くと、何度も大会期間中訪ねてくれます。
その為にも是非とも初日でなければと思い行動した次第です。
ブースを出したからには、一人でも多くの選手達がキネシオテーピングの良さを実感してほしいからです。

ありがたい事に、縁のあった役員や指導者の方々が挨拶に来てくださったりしました。
また、別に「痛い」ところがなくても、自分達のコンディションをチェックして調整できるとも伝えたので、宮城県の高校生達が「監督に行ってこい」と言われて来てくれました。

また、ブースを出して上手くいくかどうかの目安に、役員をされている方々が訪ねてくれるかどうかというのもあります。
今回は初日に競漕委員長が「肩が痛い」と来られてテーピングで調整させてもらいました。
やはり役員の方々で評判になると、それをいろんな処で言ってくれるので非常にブースもやりやすくなります。
私が帰ってからの話ですが、救護担当の看護師さんから「こんな症状の選手が来ているのですが」という問い合わせもあったそうです。
これなどは役員の方々が言ってくださってくれたお蔭と思います。

正直初日はそんなに選手達は来ませんでしたが、種を蒔いておいたせいか2日目以降結構多くの選手達が来てくれたそうです。
もう一つ大きいのは、支部長と一緒に3日間活動された女性指導員の存在もあります。
やはり女性スタッフがいると、女子選手が来やすい側面は否定できません。
初日のスタッフ写真を見てみても、このおっさん二人では女の子は行きにくいでしょうね、スミマセン強面のおっさんでm(__)m

来年のインターハイを開催する宮城県を担当されされている方から打診もいただきました。
早速東北支部に連絡して、返答はまだですがやってもらえると思っております。
その際には、2日間ほどまたお手伝いに行くつもりです。

ハッキリ言って、これが私の現在の趣味みたいなものです。
観光みたいな旅行はできなくなりました。
東京に行っても用事のないところはサッパリ行かなくなりました。
観光スポットに行くよりも、いろんな処へ行ってサポートするのが、結構疲れますが楽しいですね。
いつまで続くか判りませんが・・・

しかし、初日終了時に撮った写真の私の眼、完全に死んでます(^^ゞ
寝不足もありましたが、テント内は非常に暑かった!
そんなシンドイ目をして帰った翌日・翌々日と結構仕事がハードでしたが、エアコンの効いている中での施術でしたので、それほど辛くなかったですね。
やはりたまにはこういう事も経験しておくと、普段の環境が恵まれているのが実感できますね。

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楽水庵







ピロティニュース8月号『健康豆知識』

キネシオテーピング協会指導員の、京都府長岡京市 楽水庵です。

4月から連載させていただいている、『健康豆知識』のコラムで様々な「一般生活の中でのキネシオテーピング」を紹介しております。

早いもので今回で5回目です。

今回は肩の靭帯について、特に利き手側の肩の靭帯の傷め方とその改善策を掲載させていただきました。

*写真が不鮮明で申し訳ありませんm(__)m
 もし、ご希望ならFAXで送らせていただきますのでご連絡ください。

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