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楽水庵ブログ スポーツ障害等でお悩みの方に!!京都 キネシオテーピングのプロ: 2015年8月

右足首周辺の痛み、複合的原因

京都府長岡京市でスポーツ障害の解消に励んでいる、スポーツ整体院 楽水庵です。

テニスをされている20代男性が今回来られた際に、2日前から左足首周辺が痛いと訴えられました。
なんでも2日前に電車から下りた際に痛みを感じて、それ以来痛みが引かないそうです。

まず、診たのは長趾伸筋と第3腓骨筋。
足首の甲部分の痛みは、ほとんどがこの2つの筋肉の交差している個所で起こります。

テストの結果は陽性。
しかし、これだけではない筈と考え、ふくらはぎの方をチェックすると案の定ひらめ筋が陽性でした。
足底筋膜も弱かったので、長趾伸筋テープ・第3腓骨筋テープ・ひらめ筋テープに足底筋膜テープを先ず貼付。

これだけで痛みが引いてくれれば楽なのですが、そうは問屋が卸しません(笑)
続けてチェックすると足首の靭帯が弛んでいました。
足関節テープを貼り、最後に痛みの残っている1点にジェルフィッシュテープ。

takahashi_20150829.jpg






これで痛みはほとんど解消しました。

靭帯が弛んでいたから、これだけ筋機能が低下したのかどうかは判りません。
ただ、靭帯とひらめ筋の状態が良くなかったのは確かです。

この2つの問題を解決していくとこういう痛みは起こりにくいでしょう。

楽水庵

激しい寝違いにEDFテープ

こんにちは、京都府長岡京市で「アゴ・首・スポーツ障害」専門院を営んでいる 楽水庵です。

常連の30代女性ですが、今回来院の2日前に激しい寝違いをされました。
首を反らしたりすると、「キーン」とした痛みがあり、あまりの痛さの為に仰向けで寝たり起き上がったりできないのでうつ伏せで寝ていたそうです。

チェックしてみると上僧帽筋や板状筋等のいろんな筋肉を傷めている模様。
しかし、今回の場合は炎症が強く幹部も少し深い為に、筋肉テープやリンパコレクションテープでは痛みが少ししか軽減しません。

そこで、写真のようなEDFテープを貼ってみた処、「キーン」とした痛みがなくなりとても楽になった模様です。

tomoko_20150828_.jpg











受傷後に入浴はしてないのですが、患部をもんでいたとの事。
これは、急性の痛みには逆効果です。
こういう痛みにはアイシングが一番のお奨めです。
数時間おきにアイシングをして、その後にアイシングジェルを塗っておけば更に効果的です。

楽水庵



足底筋膜炎の男性へのアプローチ、捻挫癖も原因か?

お疲れ様です。スポーツ障害を解消し、より良いコンディショニングを目指している、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

ある競技の指導者の方(男性)が1ヶ月前から左踵に痛みが出、整形外科で「足底筋膜炎」と診断されて経過観察を続けていたが、1ヶ月経っても一向に改善しないとの事でお越しになられました。

踵の痛みが出ている個所から、真っ先に疑いを持ったのは後脛骨筋による関連痛。
テストをしてみると陽性でした。
ただ、右の下腿部の方が後脛骨筋の他にひらめ筋も弱かったのに、何故右だけに出てきたのか、という疑問がありました。

それに対する推測としては、、左足首が度重なる捻挫により靭帯が緩くなっていてグラグラで、その為に踏ん張ったりする時に余計に負担が掛かっているのでは、というものです。

それ故、テーピングとしては後脛骨筋テープ・足底筋膜テープ・足底方形筋テープ・足関節テープ、そして足関節テープで足首周りを安定させて、圧痛点にジェルフィッシュテープを貼りました。

shichiri_20150826_1.jpgshichiri_20150826_3.jpgshichiri_20150826_2.jpg結果としてはかなり良好で、今まで階段を下りる時に手摺に頼らなければいけない状態だったそうなのですが、スイスイと下りて行かれました。

もちろん、数日したら状態は変わっていく可能性もあります。
それに、1回のテーピングでスッカリ良くなる事も考えにくい状況です。
しばらく通っていただき、足関節も一緒に良くなっていただきたいと考えております。


楽水庵




恥骨炎を含む鼠蹊部の痛みについて、意外な原因かも

こんにちは、京都府長岡京市でスポーツ障害でお悩みの方に対する施術を行っている、スポーツ整体院 楽水庵です。

今回の世界陸上でメダルを有望視されていた競歩の鈴木選手が恥骨炎の為に途中棄権されました。
5月ぐらいから傷めていたそうです。
競歩はレギュレーションが厳しく、それと私なんかが走っても追いつけない速さで歩くので、恥骨炎を含む鼠蹊部の痛みがあればとても競技にはならないでしょう。
普通に歩いていても痛みはある筈です。

もちろん、鈴木選手の痛みの原因は直に診ておりませんので何とも言えません。
ただ、最近自分もこの間テーピングサービスに行っていた際に右鼠蹊部から大腿部内側に掛けて痛みが出ていました。
最初は縫工筋や内転筋を疑い、自分でテーピングを貼ったのですが効果はなし。

次に何となく大腿筋膜張筋、つまり大腿部の外側の筋肉を疑って、仲間がいるので診てもらいました。
案の定、大腿筋膜張筋の停止部と腸脛靭帯の停止部の状態が良くなかったので、テーピングしてもらいました。

すると、テーピング直後から痛みがほとんどなくなりました。
しばらくすると、何となく痛みがぶり返してきたので「何でだろう?」と思っていたら、腸脛靭帯停止部(つまり、膝の上)のテープが剥がれかけていたのです。

考えれば、大腿筋膜張筋や腸脛靭帯も骨盤に繋がっているので、その状態が悪ければ鼠蹊部周辺に悪さをするのは自然の理ですね。

こういう風に、鼠蹊部周辺の痛み(炎症)が出てもその原因は様々なのです。
鼠蹊部だけの施術をしても良くならない可能性が結構あります。

自分が施術した中でも鼠蹊部の痛みには、内腹斜筋・薄筋・大腿筋膜張筋・腸脛靭帯・腸骨筋・縫工筋、等いろんな筋肉の不具合が原因がありました。

鈴木選手には是非恥骨炎が良くなって、更なる活躍をしていただきたいですね。


楽水庵




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