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楽水庵ブログ スポーツ障害等でお悩みの方に!!京都 キネシオテーピングのプロ: 2014年12月

椎間板への新しいアプローチ

先日某大学で軽度の椎間板ヘルニアの出ている女子ボート部員に、最近加瀬会長がやっているEDFテープを貼ってみた。

2.5㎝幅の4本スリットが入っているテープを患部に重ね貼りして、フヮーッとその部分の皮膚を盛り上げるテープ。
自分が神経障害でよく貼るジェルフィッシュテープは、神経の出口にピンポイントで、そこ肘陳に皮膚を盛り上げるテープ。
目的は似ているが、自分的にはある程度広範な個所を盛り上げるか、1点を盛り上げるか、で使い分けている。

その女子選手もEDFテープを貼ってかなり楽になった様子だった。

そして数日後に器械体操をやっていて腰椎4-5番間の椎間板症を発症した中学生が来た。
通院しだしてから徐々に良くなってきていて、無理のない範囲で器械体操の練習もしているのだが、2週間ほど前に鞍馬の練習中に別のところ(広背筋等)を傷めてしまった。

傷めるとやはり皮膚・筋膜の流れが悪くなり、ウィークポイントである腰椎4-5番周辺の状態も悪化する。
今回は神経障害の出ている箇所が多かった。
特に腰椎4番は左右とも神経障害が出ていた。
腰椎4番に神経障害があると、中臀筋周辺の筋機能が低下する。
具体的には、立位で背中を反る動作をすると痛くなる。

中臀筋が原因で背中を反らすと痛いかどうかを判断するには、俯せで状態反らしをやってもらって痛いかどうかで判断すると判りやすい。
何故なら、中臀筋は大事なインナーマッスルで立位でいる時に身体を支えている筋肉で、それが機能低下を起こしている場合に状態を反らす動作という更に負荷を掛ける動作をすると耐えきれなくなるから。

そういう訳で、腰椎4番を中心にジェルフィッシュテープを4カ所、左は腰方形筋・右は腰腸肋筋にテープを貼り、追加印判の保護する目的で先のEDFテープを貼った。

本当に痛みが無くなり晴れ晴れとした顔をしてくれたので、こちらも嬉しくなった。

3月に大きな大会があるそうなので、少しでもベストに近いコンディションに持っていってあげたい。

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右腱鞘炎(自分自身)に

最近仕事がハードだったか、また右母指に腱鞘炎の痛みが出てきた。
左も多少ある。

前腕の骨間膜がかなり固くなっていたのと回外筋も傷めていたのでセルフテーピング。

それに頚部の前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋にπテープを貼付。

だいぶ楽になりました(ホッ)

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腰椎3番の神経障害があると

ある大学の女子ボート部員のコンディショニングをしていた時。

右膝が痛いという事で、先ず膝窩筋にテーピング。
その後に大腿四頭筋の機能低下が認められたのでテーピングするも好転せず・・・

何故に?
視点を変え、神経的にアプローチ。
デルマトームを用いて腰椎3番の支配している皮膚感覚のテストをするとやはり鈍い。
念の為に大臀筋と梨状筋のテストもするが、やはり陽性。

腰椎3番の右横突起を触診するとグッと潜りこむ。

これは間違いなく腰椎3番の神経障害。
そこでジェルフィッシュテープを貼ったら、全て解決(*^。^*)

今まで臀部辺りばかりでチェックしていたが、大腿四頭筋も腰椎3番からの神経伝達に問題があると機能低下するのが判った。

良い勉強をさせてもらいました。

捻挫をなめたらダメ!

最近、足関節の靭帯をじっくりチェックするように心掛けている。

自分もそうだが、ほとんどの方が捻挫の一度や二度された経験がある。
もう既に記憶から消えている方も多い。

ただ、脳の記憶から消えていても肉体の記憶はいつまでも残っていて、捻挫をやった部分は靭帯が弛んだままになっている。

そのせいで足元の安定が損なわれ、引いては膝や腰にダメージを与えている可能性が非常に高い。

下の画像は足関節の靭帯の模型。

これを参考に靭帯の弛んでいる処を探し、キネシオテープで弛みをブロックさせると皆さん足元がしっかりし、試しに当院の階段を上り下りしてもらうと、「全然違う!」と言って下さる。

以前は捻挫の対応として、サポーターをしたりアスレチックテープでガチガチに固める方法しか無かったのも事実。
しかし、キネシオテープの縦には伸びるが横には伸びない特性を利用すると、本当に1カ所につき2,5㎝のテープをちょこっと貼るだけで、驚くほど足関節がシャッキとする。

この方法は、先日会津若松でセミナーを行った際にアシスタントで来てくれた山形の指導員仲間の女性(彼女は理学療法士で病院勤務や理学療法士の学校で教官をやっていて、学校で教わった方法以外に足関節の靭帯へのテーピングを習っていたのだが)が「この方法は本当に凄い!」と評してくれた。

また、サポートやアスレチックテープを使う方法は、確かに靭帯を保護してくれるのだが周辺の筋肉も固めてしまうので、運動をしている際にその筋肉の機能を損ねてしまう。
要するに、筋肉が働くのをさぼってしまう。

これでは、サポーターやアスレチックテープなしでは不安で思いっ切りプレーできない。

その点、キネシオテープを使う方法は靭帯だけを安定させる。
靭帯が安定すれば周りの筋機能が正常に働くようになるので、それでトレーニングを積んでいけば膝や腰も楽になっていく。

翻ってみれば、「片足立ちテスト」も足関節の安定していなければ測定の意図する事から逸脱しているような気がするのだが・・・

極端な事を言えば、これを知っているかいないかが、その人のアスリートの寿命を決定するのかも知れない。

特にいつも足元をガチガチに固めているサッカーやラグビーの選手達にはぜひ一度試していただきたい。

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左ひらめ筋の機能低下の原因、靭帯の弛み

ボートをやっておられる50代男性。

以前から左ひらめ筋の機能が低下しているのは承知していたが、今日来られた際に詳しく聞くと踵でしっかり踏み込めないとの事だった。

そしてひらめ筋を詳しくチェックしてみるとアキレス腱の直ぐ上 内側の筋肉が未発達。
これは何か原因があると足関節の靭帯を調べると何カ所か弛みが生じている。
本人もかなり以前の事ではっきり思い出せないようだが、捻挫は何度かしている模様。

そこで、本来ならもう少し太いのを貼った方が良いのだが、切れ端でも何とかなるというのを証明する為かなり細いテープを貼ってみた。

すると、その細いテープでもしっかり効果は出ていて、ひらめ筋テープと相まって左踵にしっかり体重を乗せても大丈夫なようになった。

ボートを漕いでいる時でも左踵に体重を載せられなかったそうなので、これでしっかり踏み込めるようになるでしょう。

また、足関節が安定している上でエクササイズをしてもらうと、ひらめ筋も発達すると思います。


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バネ指が首へのテーピングだけで解消!

会津若松市でのセミナー中に、右手人差し指のバネ指でお困りの女性が。

何でも左手にもバネ指の症状が出て、そちらの方は手術したのだが右手に関してはもう手術をしたくないとの事。

リハビリとかを考えるとさもありなんと思います。

バネ指の原因で案外見過ごされがちなのが首の筋肉。
問題を起こしている首の筋肉を弛めるだけで症状が楽になる事が多い。

この方も後斜角筋と中斜角筋の張りがかなり強かった。
この2つの筋肉に対してπテープを貼付。

最近首へのアプローチはπテープで行っていて、またセミナーでもそう勧めている。
1、首にノーテンションでテーピングするのは結構難しい。
2、テーピングしているのを見た人がピップエレキバンとかと勘違いしてくれるので大騒ぎにならない。
  首の筋肉でラインでテーピングすると結構騒がれたりするので、勘違いして下さると助かります(笑)
  まだまだキネシオテーピングは市民権を得てないものですから・・・

そして、この女性のバネ指の症状は・・・消えました。
「手術しないで済む」と非常に喜んでいただけた。

肘にガングリオンもあったそうなのだが、それは知人に貼り方を教えて貼ってもらった。
そちらの方の報告はまだ受けていないが、快方に向かっていただければと願っています。

踵の痛い女性、坐骨神経痛の兆候も

左踵の痛い女性、なかなか苦戦しております(^_^;)

ヒラメ筋や後脛骨筋の機能も低下しているが、問題は踵の痛い部分の皮膚・筋膜をどう誘導すれば痛みが減少するのかをやってみるのだが、なかなかこれが非常に難しい(T_T)

いろいろ試行錯誤を重ね、視点を変えやってみる。

もう一度原点に戻り、この痛みは母趾外転筋の関連痛ではないかと推測し、母趾関連の筋機能をすべてチェックすると全て陽性。
そして左腰椎5番の横突起を探ると神経障害が認められた。
一種の坐骨神経痛とも言えなくもない。
違う箇所に痛み等が出た可能性もある。

そこで、そこにジェルフィッシュテープを貼ると母趾関連の筋機能がすべて正常化され、踵の痛みもかなり減少し、階段を下りられる際もだいぶマシになられた。

やはり何か原因があるのだが、まだまだ未熟者でスッと見つけれない事もある。
もっと観察眼と知識を深めなければ。

自律神経のアンバランスが脊柱テープで解消!

今日来院した19歳の男性。

足にテープを貼ろうとすると両足に大量の汗(*_*)
手も同様に汗びっしょり。

本人は新陳代謝が良いからと勘違いしていた模様だが、これは自律神経のアンバランスで、交感神経優位から起こっているもの。

掌・手の甲と試してみたがあまり効果はなく、次に脊柱にスリットテープを貼ってみる。

そうすると、面白いように汗がピタッと止まった(*^。^*)

2年前に加瀬会長が講演していたのを思い出せて良かったです。こちらも(^_^;)でした・・・

上腕二頭筋長頭腱炎(腱滑膜炎)を靭帯テープで

上記の症状は野球のピッチャーや、ウエイトリフティングの選手に多いスポーツ障害。

大胸筋と上腕二頭筋の繋がっている部分(上腕二頭筋長頭腱)に炎症が起こり、上腕を水平伸展(野球でいえばテイクバックの動作)する時に痛みが発生する。
そして、この症状を放置しておくと常に肩甲骨が外転状態になり、肩甲骨を内転させたり肩関節を外旋させたりする筋肉が機能しなくなるので、年配の人はそのまま五十肩状態になってしまう。

この症状になると、上腕二頭筋と大胸筋の筋機能が著しく低下する。
以前は上の二つの筋肉をカバーするテーピングをしていたのだが、今日来られた方には長頭腱の靭帯部分を弛みにくくするロックテープを貼っただけでその症状が改善された。

もちろん、この症状全ての方に適応できるかどうかは不明だが、まずロックテープを試してからという手順で考えても良いのも知れない。

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