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楽水庵ブログ 2014年1月 3ページ目

声が通らない男子大学生、2回目

かなり前回来られた時に比べ声が出やすくなってきており、声の質も良くなってきている(贔屓目か・・・)

前回に引き続き、下半身からの施術。
やはり、そこそこ下半身にも問題があり、それを解決しながら上半身に移り、頭もほぐして顎関節の手技。

この頃は痛いのは判っているが、早く良くなってもらいたいので躊躇なく奥まで入れている。
受けているのも痛いだろうが、自分の小指の第2関節も顎関節の骨に当たって結構痛いんですよwobbly 
まあ、痛み分けですかね~(笑)

しかし、痛みを我慢してもらった分、より口を開けやすくなってもらっています。


お久しぶりの女性、「固いものを噛むと左顎が痛い」

昨夏にお見えになり、かなり顎の状態がよくなっていたので、様子見されていた30代の女性。
最近固いものを噛む時とあくびをした際に左顎が痛いという事。

中斜角筋と外側翼突筋の問題とは判っているが、常々「顎関節症は体のアンバランスのシグナル」と思っているので、全身の調整も行う。

やはり、中斜角筋の張りが顎にかなりの影響を与えていた模様。
まず左の中斜角筋を施術して、口を開けてもらうと楽になり、続いて右をするともっと楽になられた。
特に首を傾けた場合などは、左の筋肉が収縮した時には右の筋肉が弛まなければスムーズに動かないので、両方ともにほぐさなければいけない。

最後に、顎関節の直接手技。
以前よりも靭帯、特に側頭骨下顎骨靭帯の弛みはなくなっていたが、外側翼突筋は少し状態が悪かった。
これが、固いものを食べると痛くなる一番の原因だと思われる。
口を開ける時に外側翼突筋は収縮し、閉じる時に弛む。
つまり、外側翼突筋が拘縮していて、弛みにくいからである。

最近、外側翼突筋の調整はかなり奥まで指を入れるのでかなり痛かったようだが、そのお陰で状態は本当に良くなられた。

2週間後にもう一度来ていただいて、その後様子を見るかどうか判断します。


山科からの女性、「頭が重い」

久しぶりに山科から来られた60代の女性。
以前に来られた時は腰や腕の痛みを訴えておられたが、今回は「頭痛」。
最近かなり頭が重いそうだ。
どうしても我慢できない場合は服薬するそうだが、それもバファリンだったのが最近はロキソニンになっているそう。
しかし、できるだけ薬は飲みたくないとの事。

今のポリシーとして、主訴が頭痛だとしても必ず下半身のチェックをして、必要なら施術していく。
特に頭痛は主として首の不調が原因で、首の状態を良くするには必ず腰の調整は欠かせない。

どちらにしても、この方の場合は股関節(特に右)周りの筋機能の低下が見られたので、しっかり筋肉リリースを施術。
そして、首にかかるが両方とも前斜角筋に胸鎖乳突筋の張りが見られた。
目の奥の鈍痛という胸鎖乳突筋の関連痛も起こると言われていた。

最後に頭蓋仙骨療法で頭をほぐし終了。
「頭が軽くなった」と喜んでおられた。
あまりにも頭が軽くなり過ぎて、クラっとされる方が時々おられるので、ベッドから降りられる際は要注意(^_^;)


声が通らない男子大学生

13歳の頃から固いものを食べると顎がカクカクしだし、口が開くのは開くのだが、歯医者で開けた状態をキープするのはキツイと来られた大学4回生の男性。
今春卒業で、就職先では大きな声を出す必要があり、声も通らないというのも悩みの一つ。

腹式呼吸が苦手なのも原因の一つだが、声が通らない一番の理由は顎関節周辺の奥の筋肉が硬くなっていて響きにくい事。
倍音が出にくいのだ。
楽器にしても声にしても、倍音が多ければ音は豊かに鳴る。艶のある音とも言う。
それがないと、非常に薄い・通りの悪い音になってしまう。

この学生の場合は、外側翼突筋の状態が良くなかった。
もちろん、今のポリシーである「腰から」の調整も行った。
施術後、贔屓目かも知れないが、かなり声が通ってきたと感じた。

マシンローイング大会へテーピングサービス

大津石山の東レ体育館で開催された、「マシンローイング関西大会」へ同業の方と2名でテーピングサービスに行ってきました。

参加700名以上の大会で、あいにくの雪にも関わらず体育館の中は熱気で溢れていました。

そのお陰で、こちらも希望者の方が結構来てくださり、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。


machinerowingu2014.jpg


胸鎖乳突筋の関連痛、目の奥の痛み

前に額(前頭部)が痛い女性の件で、その痛みは胸鎖乳突筋の関連痛だった。
今回は左胸鎖乳突筋の筋肉リリースをしていると特に左目の奥が痛くなった。
右目の奥も左ほどではないが、やはり痛かったらしい。

その後、右の胸鎖乳突筋の筋肉リリースをしたが、その際には関連痛は出なかった。
この女性は顎関節症でもあるし、胸鎖乳突筋も顎関節に影響を与える筋肉なので、これからもしっかりと筋肉の状態を改善していかなければいけない。

開帳足と、母趾の外旋に対するテーピング

「逆アーチになっている開帳足」の方程ではないが、やはり開帳足と母趾が外旋気味の学生にテーピング。

これだけで、全ての足趾が踏ん張れるようになります。

これは、貼り方を教え、剥がれたら自分で貼り直すようにアドバイスしています。
続ける事で、脚・腰や引いては肩・首にも良い影響を与えてくれ、体が楽になっていきます。

kitakata_foot.jpg

頭痛対策エクササイズ、肩甲挙筋

肩甲骨を引き上げる肩甲挙筋(けんこうきょきん)は第1頚椎に繋がっているので、この筋肉の機能低下も頭痛の原因の一つです。
しっかりエクササイズしてみましょう。
筋肉リリースの方法を紹介します。

左側から。
まず後頭部の生え際から少し下を左手の指3本の指腹で押さえ、左肩を上げ頭も肩の方に傾けていきます。
そして、次に右肩を上げ先ほどと同じように頭を肩の方に傾けます。
ちょうどシーソーのような動きをする訳です。

指の圧は深く入れていくよりも、動きが良くなっていくに連れて下の方に寄せていく強さを上げていく方が良いでしょう。
左肩を上げて頭を傾けている時に強さを少しずつ上げていってください。

これも左右共にやって見ましょう。

逆アーチになっている開帳足

ギックリ腰で来院された女性の3回目。

前回と同様に筋肉リリースをしていると、腸脛靭帯(大腿部外側)にかなりの痛み。
こういう場合、ほとんどのケースで立ち方に問題があるので足のアーチに問題があるので、チェックしてみると横アーチがないどころか逆アーチになっている。
更に外反母趾気味で、母趾が完全に外旋している。
開帳足の人は2~4趾が浮き気味でしっかり床・地面を掴めていないし、ましてや母趾がこの状態では足元のバランスが全然とれていないと言っても過言ではない。

こういう方の場合、問題は下腿部に留まらない。
重心が外寄りなので、腸脛靭帯や仙腸関節にかなりの負担が掛かってしまう。

この方には、横アーチを作るテーピングと、母趾を内旋方向に矯正するテーピングをして、自宅でも貼るようにアドバイスした。

hitomi_foot.jpg






下腿部へのテーピング

テニスをされている50代の女性。
春から両足共にアキレス腱痛が続いているという事で、10月に初めて来られた。

前回の施術から1ヶ月以上経っているが、両脚ともアキレス腱の痛みはなくなっている。
ただ、ふくらはぎの筋肉上の痛みがあるというので、まず下腿部の各筋肉の筋肉リリースをやってみる。

それでも、やはりふくらはぎのある部分が軽く触っても痛みが出るので、下の画像のようなテーピングをした。

左下腿部は、まず痛みの集中しているポイントにジェルフィッシュテープ。
そして筋肉リリースをしていても一番痛かった後脛骨筋にスリットテープ。
それでもまだ少し痛いので、筋膜を内側に寄せる筋膜コレクションテープ。

右は、左が外側が痛かったのに対し内側に痛みがあった。
左と同じく後脛骨筋スリットテープに腓腹筋テープ、それと長趾屈筋テープをスリットで貼ってみた。

右はほとんど痛みがなくなったが、左は若干違和感が残っている。
う~ん、難しいangry 何か見落としていないだろうか(^_^;)

nakano_left_leg.jpgnakano_right_leg.jpg





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